先日、歌手の玉置浩二さんが、憩室炎(けいしつえん)のため緊急入院し、今月のライブの中止が発表されました。
そもそも憩室炎とはどのような病気なのでしょうか?

憩室炎(けいしつえん)とは、大腸の壁が外にふくらんでできるくぼみ(「憩室」)で細菌が繁殖して炎症を起こす病気です。激痛や熱などを伴い、特に40歳以上の方に注意が必要な病気と言われています。

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(引用元:大腸憩室について)

憩室炎の原因

大腸などの消化器官の圧力の上昇が主な原因です。とくに便秘が原因で腸内の圧力が上昇し、炎症が起こったりします。
また、加齢により腸管壁が弱体化し炎症することがあります。40歳以上の人で多く見られ、90歳以上では、ほとんどの方に憩室症がみられるようです。

憩室炎の症状

典型的な症状としては以下の3つがあります。
 ・微熱
 ・下腹部痛
 ・圧痛(押すと痛くなる状態)
また、憩室からの出血による血便、便秘、腹部膨満感(おなかの張り)等があります。

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症状の進行

 1.大腸の壁が外に飛び出してできるくぼみ(「憩室」)は、基本的に放っておいても問題ありません(治療は必要ありません)。
 2.しかし、例えば便の流れが悪くなると、この憩室に細菌が繁殖し、また腸内の圧力も上昇し、炎症を起こすことあります。この炎症を起こした状態が憩室炎であり、憩室出血も発生したり、強い腹痛、発熱、血便、下痢などを伴います。
 3.さらに症状が進行すると、憩室に孔があき、穿孔性腹膜炎、狭窄(きょうさく)による腸閉塞、などを生じることがあります。

治療方法

症状が軽い場合、抗生物質を内服することで、治ります。症状が進んでいた場合、入院して絶食したり、場合によっては手術が必要な場合もあります。

憩室炎の予防方法

 腸内の圧力を下げるため、便利を解消することが最も大切と言われています。したがって、憩室炎の予防方法は、便秘の予防対策と同様の対策になります。

食物繊維を摂る

食物繊維を摂ると、腸が刺激され、便が柔らかくなって出やすくなります。食物繊維は果物・野菜・豆類などの多く含まれおり、これらの食べ物を積極的に食べる必要があります。

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運動をする

運動をすると腸の働きが活発化し、便秘が解消されやすくなります。特に腸が不活性であると、便の水分だけが吸収されカチカチの塊となってしまい、便秘になります。

水分を多くとる

水分不足になると、腸内の便の水分もなくなり、ガチガチに固まって便秘になりやすくなります。また、水分をとることで、腸自体の働きも活発化します。例えば、朝にコップ一杯の水を飲むことで腸が刺激されます。

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決まった時間にトイレに行く

朝ごはんを食べると便意を催します。毎朝決まった時間にトイレに座る習慣をつけましょう。また、トイレのタイミングを逃すと便のやわらかさが失われてしまうため、便意が出たらトイレに行くようにしましょう。