血液をサラサラにする食べ物、脳内に蓄積され痴呆症を引き起こすアミロイドβを減少してくれる食べ物を食べることで、痴呆症や若年性認知症、アルツハイマー病のリスクを軽減してくれます。

ここでは、食べ物により痴呆症を予防する仕組みと、痴呆症の予防に効果的な食べ物を紹介します。

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食べ物により痴呆症を予防する仕組み

痴呆症の予防に有効な食べ物が、痴呆症に効果を発揮する仕組みには、以下のような食べ物があります。

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血液をサラサラにする食べ物

血液がドロドロの場合など、血液の流れが良くない場合、動脈硬化や脳梗塞のリスクが高まります。また、脳の血液の流れが悪くなると、神経細胞の一部が死んでしまい、痴呆症のリスクが高まります。従って、脳を含む体の血液をサラサラにする食べ物などを摂取する必要がでてきます。

※参考までに、脳梗塞等を予防する、血液をサラサラにする食べ物の紹介は以下のページにあります。
脳梗塞や心筋梗塞の原因となる血栓を効果的に減らす食べ物

抗酸化力のある食べ物

脳内で活性酸素が働きすぎると、脳細胞が酸化されて老化を引き起こします。このため、悪い活性酸素の働きを抑制する、抗酸化力の強い食べ物を食べると、痴呆症のリスクが軽減されます。

アミロイドβを減らす食べ物

痴呆症の一つであるアルツハイマー病は、アミロイドβが脳内に蓄積することで引き起こされます。このため、アミロイドβを減らす食べ物を摂取することが、アルツハイマー病の予防となります。

痴呆症の予防に効果的な食べ物

DHA,EPA

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脳内のDHA(ドコサヘキサエン酸)が多いほど、脳内の情報伝達も円滑になるため、DHAは痴ほう症、アルツハイマー病に良いとされています。

また、痴呆症の中には、脳内の血液の流れが悪くなり脳細胞の一部が壊死してしまうタイプがあります。一方、EPA(エイコサぺンタエン酸)は、血栓の生成を防いて、血液をサラサラにしてくれる働きがあり、痴呆症対策に効果的です。

DHA、EPAの多い魚とは

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以下のデータからわかるように、DHA、EPAが多い食べ物には、青魚(サンマ、アジ、まいわし等)や、マグロのトロ、うなぎ等あります。DHA、EPAを多く含む青魚を刺身や焼き魚で食べると効率的に摂取できます。

DHA含有量が多い魚

まぐろのトロ(2880㎎)、ブリ(1780㎎)、サバ(1780㎎)、サンマ(1400㎎)、うなぎ(1380㎎)、まいわし(1140㎎)、ニジマス(990㎎)、サケ(820㎎)、アジ(750㎎)、アナゴ(660㎎)

EPAの含有量が多い魚

まぐろのトロ(1970㎎)、まいわし(1380㎎)、サバ(1210㎎)、ブリ(900㎎)、サンマ(840㎎)、うなぎ(740㎎)、サケ(490㎎)、アナゴ(470㎎)、イカナゴ(450mg)、アジ(410㎎)

また、以外にも魚の缶詰にも多く含まれているとされています。もしくはDHA、EPAのサプリメントで集中的にDHA、EPAを摂取するのも一つです。

大豆

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大豆に含まれるレシチンは、脳細胞膜を活性化して脳内の情報伝達をスムーズにする働きがあり、記憶力を向上させ、痴ほう症の予防に効果を発揮します。このため、大豆食品(豆腐、納豆、枝豆など)は、痴呆症の予防に効果的です。

オリーブオイル

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痴呆症の一つアルツハイマー病は、脳にアミロイドβが蓄積することで病状が進行します。一方、オリーブオイルに含まれるオレイン酸は、脳内のアミロイドβの量を減らすことが研究等で報告されています。

また、オレイン酸は、血液中のコレステロール量を減らして、血液をサラサラにしてくれます。血液がサラサラになることで、脳内で血液の循環不全による脳細胞の壊死を防止してくれるため、オリーブオイルは痴呆症予防に効果を発揮します。

納豆

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納豆に含まれるナットウキナーゼは、血液をサラサラにするため、脳梗塞や痴ほう症の予防に最適です。納豆のネバネバ成分元であるナットウキナーゼが、血液をサラサラにしてくれるという何とも不思議な関係ですね。

また、納豆に含まれるレシチンは脳細胞を活発にしてれます

カレー

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黄色いカレーにはウコンが含まれています。このウコンには、ポリフェノールの一種「クルクミン」を含んでおり、クルクミンは抗酸化作用の働きがあります。クルクミンの抗酸化作用により、脳細胞の酸化を防止するため、痴呆症の予防に効果的です。

また、クルクミンは、アルツハイマー病を引き起こすアミロイドβの脳内蓄積量を減らしてくれます

ちなみに、カレーを主食とするインド人の高齢者は、アルツハイマー病の患者が少なく、アメリカの4分の1程度であることが知られています。

コーヒー

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コーヒーには、抗酸化物質であるポリフェノールが豊富に含まれています。ポリフェノールは、脳の酸化による老化を防いでくれるため、痴呆症に効果的です。

コーヒーを1日の1~2杯飲む人は、飲まない人に比べてアルツハイマー病のリスクが3分の1に減少していることが、イタリアの研究で明らかになります。

このアルツハイマーのリスクが軽減される理由の一つとしてコーヒーのカフェインが有力とされています。コーヒーを飲むと眠気もなくなり頭の中がすっきりとクリアになるのと関係するのかもしれませんね。

一方で、コーヒーには眠気を覚ますカフェインが豊富にあるため、個人差によりますが、コーヒーに飲みすぎによる不眠には注意したいところです。

緑茶

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緑カテキンは、ポリフェノールの一種であり、強い抗酸化作用があります。この緑カテキンは、その抗酸化力で、脳内の神経細胞を破壊する活性酸素を、抑制するため、痴呆症に効果を発揮します。