ストレスに強くなる食べ物とは
日々生活をしていると、ストレスを受けることがたまにあります。このストレスを軽減させるためには、精神面でのストレス耐性を高める方法と、食べ物でストレスを解消する方法などがあります。ここでは、食べ物に着目して、ストレスを解消する食べ物を紹介します。
私自身も最近、仕事関連で急激にストレスを受けて、食べ物の重要性を再認識しているところです。それにしても、ストレスは、たまに予想外の角度からやってくるので困ったものですね(笑)。
ビタミン類
ビタミンB1
ビタミンB1には、脳の中枢神経を正常に保つ働きがあります。つまり、ビタミンB1を摂取すると、脳の中枢神経が活性化し、精神不安定になりにくくなり、ストレス耐性が高くなります。
ビタミンB1を多く含む食品例…大豆製品(豆腐、納豆)、豚モモ肉や、カツオ、ブリ、ヒレ肉(赤身)、玄米
ビタミンC
ビタミンCは、外部からの刺激に対する免疫力を高める働きがあります。特に、ストレスを緩和させるコルチゾールを生成するため不可欠な栄養素とされています。
また、以下のようなビタミンCを含むジュース類も、もちろんストレス対策に有効です。
ビタミンCを多く含む食品例…柑橘類(オレンジ、グレープフルーツ、レモン)、キウイ、トマト、ブロッコリー、緑茶
タンパク質
タンパク質は、体の大部分を構成する重要な栄養素です。タンパク質が不足すると、脳も働きも低下し、ストレス耐性が弱くなります。また、ストレスを受けると、タンパク質の基本要素であるアミノ酸が急速に消耗されるので、タンパク質を摂取する必要があると言えます。
タンパク質を多く含む食品例…卵、大豆、納豆、牛乳、乳製品、マグロの赤身、ヒレ肉、ササミ
ミネラル
カルシウム
カルシウムは、イライラを抑え、精神を安定させます。カルシウムを含む代表的な食べ物(飲み物)が牛乳です。よく牛乳を飲むを精神的に落ち着き、イライラも解消することはよく知られていますよね。個人的にも、ストレスを感じた時は牛乳やチーズを食べるとストレスを緩和してくれる感覚があるため、よく食べて(飲んで)います。
カルシウムを多く含む食品例…牛乳、ヨーグルト、チーズ、いわし、しらす、ひじき、豆腐、
亜鉛
亜鉛は、脳の機能を高めたり、精神を安定させる働きがあります。また、亜鉛は、体内で生成されることはなので、意識的に食事などで摂取する必要があるとされています。
亜鉛を多く含む食品例…カキ、アーモンド、豚レバー、ウナギ
マグネシウム
マグネシウムは、カルシウムと同様に精神を安定させる働きがあります。特にストレスを受けると、体内のマグネシウム、カルシウムが急速に減少するため、積極的に摂取する必要があります。
マグネシウムを多く含む食品例…大豆、魚介類(例 さば水煮)、ナッツ類(アーモンド、カーツナッシュ)、ゴマ
まとめ
いかがでしたでしょうか? 特に大豆食品(豆腐、納豆、枝豆等)がストレスを解消してくれる有力な食べ物であることがわかるかと思います。
また、カルシウムを含む牛乳を飲むと精神的に落ち着きますし、ストレス耐性が高まることも感覚的にわかりやすい例かと思います。また、個人的には、ストレスを受けた場合、よくレモンジュース等のビタミンCを摂取してストレスに対抗するようにしています。ストレスを受けがちな場合、ストレスに強い食べ物を積極的に摂取して、ストレスに対抗していきましょう。
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