日差しから肌を守る紫外線対策とは
最近、日差しが強くなってきましたね。強い日差しから肌を守る紫外線対策には、日傘、帽子、服、食べ物などがあります。今回は、これらの紫外線対策のポイントについて解説します。
日傘
日傘をさすと紫外線の95%をカットできるため、極めて有効な紫外線対策になります。日傘をさしても、地面から反射する紫外線はブロックできませんが、専門家の話によると、地面から反射する紫外線はわずかなので、特に気にする必要はないとのことです。(テレビ「世界一受けたい授業【5月が最強!?紫外線対策】」より)
服
最も紫外線対策に有効な色は何でしょうか
答えは、黒色が最も紫外線を阻止してくれるそうです。
肌の部分にあたる紫外線を100%とした場合の、各色の透過率の割合は以下の通りです。
・白 95%以上
・青 75%以上
・赤 50%以上
・黒 20%以上
なんとも意外でしたね。逆に白色は最も紫外線を透過させるため、紫外線対策にはあまりむきません。一方、熱の吸収率が最も高いのも黒服なので、黒服は熱がこもりやすい弱点もあります。
また、服の色に関係なく、UVカット加工が施されている服の方が、未加工よりも紫外線のカット率が高くなります。
また、紫外線を通しづらい服の素材は、綿よりもポリエステル、ビニロン、羊毛の方が良いです。ポリエステルの服の場合、ポリエステル分子が紫外線を吸収してくれます。
帽子
帽子も紫外線対策に有効な手段の一つです。
帽子の「つば」の形状により、紫外線をカットする量が大きく異なります。
やや自明ですが、帽子の場合、以下の順番に紫外線対策に有効です。
1.麦わら帽子(四方につばがある帽子)
2.野球帽
3.「つば」のない帽子
また、最も紫外線対策に有効な防止の色は、服と同様、黒色がベストとなります。
紫外線対策に有効な食べ物
意外にも、紫外線対策に有効な食べ物がいくつかあります。これらの食べ物は、紫外線から肌を守り、また、シミ、しわなどを修復してくれる美容効果もあります。
ビタミンC
シミやそばかすの原因となるメラニン色素の生成を抑制する働きがあります。また、肌のハリの元となるコラーゲンの生成を促します。みかんやいちごなどの果物類にビタミンCが豊富に含まれます。
β-カロテン
強い抗酸化作用があるたため、肌を紫外線から守ります。また、酸化状態の肌を修復する美肌効果もあります。
かぼちゃやにんじんなどの緑黄色野菜にβ-カロテンが多く含まれます。
ニンジンジュースも肌のシミを減らしてくれます。
リコピン
リコピンは、同じく抗酸化作用のあるビタミンEの数百倍の抗酸化作用があると言われ、紫外線対策・美容に有効であることで有名です。トマトに多く含まれるため、トマトジュースなどもかなり有効です。
本サイトでは、以下のページに紫外線に有効な食べ物を紹介しています。
紫外線から肌を守り、シミ等を防止する食べ物とは
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