藤井聡太さんが、9月3日に将棋のプロ棋士養成機関・奨励会三段リーグで13勝5敗の成績で1位となり、14歳2か月でプロ入りを決めました。これまで、加藤一二三九段が持っていてたプロ最年少記録(14歳7か月)をなんと5か月も更新しました。

近年、奨励会三段リーグが創設されて以降、プロ棋士になるのはやや困難になったと言われています。そのなかでの今回の藤井聡太さんの史上最年少のプロ入りは驚異的ですね。

ということで、藤井聡太さんのプロフィール、経歴などについてまとめました。

 

藤井聡太プロ棋士のプロフィール(略歴)

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(引用元:NIKKEI STYLE

・生年月日:2002年7月19日
・5歳の時に、祖母の勧めで将棋を始めたとのこと。
・小学4年生の9月にプロの養成機関である関西奨励会に入会しました(杉本昌隆七段門下)。
・現在、愛媛県瀬戸市に在住し、対局時に大阪等に来て将棋を指しています。

これまでの中学生プロ棋士は?

今回、藤井聡太さんが晴れて中学生でプロ棋士になりましたが、過去には4人が中学生でプロ棋士になっています。メンバーを見るとみなさん時代を代表するトップ棋士の方々ですね。

名前 プロ時の年齢 タイトル数 主なタイトル
加藤一二三 14歳7ヶ月 8期 名人
谷川浩司 14歳8ヶ月 27期 名人・竜王
羽生善治 15歳2ヶ月 95期 名人・竜王
渡辺明 15歳11ヶ月 17期 竜王
藤井聡太 14歳2ヶ月

過去の4人の中学生プロ棋士は、必ず名人か竜王のタイトルを獲得しています。また、過去の4人の中学生プロ棋士のタイトル獲得数の平均値は、なんと約37です。つまり、藤井聡太の将来のタイトル獲得数の期待値は、約37となります。

とはいっても、プロ将棋は実力のみの世界であり、もちろんタイトルや名人・竜王の獲得が100%確約したわけではありません。そう意味でもプロゲームやプロスポーツの世界はやはり厳しい世界ですよね。

藤井聡太さんは詰将棋も強い

藤井聡太さんは2015年と2016年には、トッププロも参加している詰将棋解答選手権チャンピオン戦で優勝しています。詰将棋も上位プロ並みに強いことになります。

そういえば、羽生三冠も詰将棋が相当強く、逸話が数多く残されています。史上最年少名人の谷川さんも詰将棋が強かったらしく、やはり将棋棋力と詰将棋力には、かなりの相関関係がありそうですね。

また、藤井聡太さんは詰将棋の創作も得意とのことです。詰将棋の創作は将棋棋力との相関が低いのが定説らしく、師匠(杉本昌隆七段)の勧めにより、最近は詰将棋の創作よりは詰将棋を解くことに専念しているようです。

藤井聡太さんの棋力は既に三段レベルをはるかに超えている?

若手の有望棋士の一人である佐々木勇気五段の感想によると、藤井聡太さんの棋力は既に三段レベルを超えているとのことです。言い換えると恐ろしく強いことになります。やはり将来が楽しみですね。

【将棋】 『彼は三段の将棋じゃない』 藤井聡太三段の将棋を語る佐々木勇気五段 + 現在の三段リーグの特徴を語る

藤井聡太さんの棋風は?

居飛車が中心の棋風で、王の囲いが薄い将棋が得意とのことです。これまで玉を囲う程強い相手とぶつからなかっということでしょうか。もしくは、守り主体の将棋より攻めの将棋が好きということなのかもしれません。また、棒銀戦法も得意だそうです。

まとめ

中学生でプロ棋士になった藤井さん。過去の例を照らし合わせると、今後タイトルを取る可能性も非常に高く楽しみですね。

また、年齢が十代前半ということで、今後の伸びしろ・実力の底上げも、期待できます。