最近の量子コンピュータの急速により、意外に早く(十数年後ぐらい)囲碁・将棋が完全解析されるのではないかというお話です。ここでの完全解析とは、指定局面での最善手のことです。

ちなみに、囲碁・将棋のすべての手の数は10の400乗程度(以下)あり、
観測可能な宇宙の原子数よりはるかに多いため、囲碁・将棋のすべての手
を記憶することは不可能とされています。7e56418a

現在、販売されている量子コンピュータとは

下記の動画で登場する量子コンピュータ(d-wave)は、量子アニーリングという
手法を用いて、最低の量子エネルギー状態を作り出すことで、複数ある組み合わせの中から最も条件に合う組み合わせを選び出す「組み合わせ最適化問題」を解くことが可能です。

値段は数億円らしく、google社等が購入しているそうです。現在のところ、とても庶民には手が出せません(笑)。

下記動画は、量子アニーリングを用いた量子コンピュータの動画です。
量子アニーリングを用いた量子コンピュータのyoutubeリンク

量子コンピュータを囲碁・将棋に適応した場合

囲碁・将棋のすべての手の数は、高々10の400乗以下なので、将来
10の400乗より多い2の3000乗に対応する、3000量子ビットの量子コンピュータが完成したとします。
この量子コンピュータに、囲碁・将棋の指定局面をセットして、スイッチを入れた瞬間
、一瞬で最低のエネルギー状態が定まり、囲碁・将棋の指定局面における最善手
が導き出されます。例えば、最善手は「76歩」、「16D星」ですとか、量子コンピュータ
が答えてくれることになります。

いつごろ囲碁・将棋の完全解析は可能か?

すでに、量子コンピュータ(d-wave)の次のバージョンとして、数千量子ビットの量子コンピュータを開発中とのことですので、数年後から十数年後には囲碁・将棋の完全可能になるのではないでしょうか?